こんにちは、レストランのワインセールスコンサルタントの石渡と申します。
先日、ある方からこんな質問を頂きました!
という質問でした!
これは、一体どうしてなのでしょうか?
お知り合いのワイン通の方が実は味オンチなのでしょうか?
今日は、この秘密を解いていきたいと思います!
実はこれと同じようなことが、ワインを飲む機会では、
よくあるのではないでしょうか?
ワインショップで勧められて買ったのに口に合わなかった!とか
レストランでソムリエに勧めてもらったのに口に合わない!とか
お友達と飲んでいるとき、私は美味しくないと思ってるのに相手は美味しいと言っているのは、美味しいと思えない私がおかしいのかしら?
とりあえず、私も美味しいと言ってないと気まずいかしら・・・・なんてことワインの場合はありますよね!
これはどうしてなのでしょう??
実は、同じブドウでワインを造っても、国によってまったく違うニュアンスのワインが出来上がります!
つまり、Aというブドウから作られたワインをある国で飲んで美味しかったから、自分はAというブドウのワインがきっと合うだろうと思って他の国で飲んでみると、
あれ、まったく違う!むしろ美味しくないということが良くあります。
実は、ワインを把握するには、世界中のワインは、実は大きく分けると2つのタイプに分かれるということを知る必要があります。
つまり、ワインの美味しいと感じる基準が、2つの派閥!に分かれているということです!
主にヨーロッパ、フランス・イタリア・スペイン・ドイツ・ポルトガルなどの国でワインを慣れ親しんでいた方に多くみられるタイプです。
比較的ジャンキーな食べものよりも、上品な味付けのものや繊細な味わいのものを好む方が多くいらっしゃいます。
このタイプの方は、ワインに対して、上品さや奥行き、繊細さを求めてある程度の上品な酸味や癒されるような
うまみをワインに感じないとワインを美味しいと思わないタイプです。辛口のワインにフルーティーさや甘みをあまり
好まないタイプです。

主にヨーロッパ以外、カルフォルニア・ワシントン・オレゴン・オーストラリア・ニュージーランド・チリ・アルゼンチンなどの国でワインを慣れ親しんでいた方に多くみられるタイプです。
比較的ジャンキーな食べ物やデパチカのお惣菜も好きという方が多くいらっしゃいます。
このタイプの方は、ワインに対して、まろやかさやフルーティーさ果実味がないとワインを美味しいと思わないタイプです。
ワインの酸味や複雑さに弱いタイプです。線の細いワインも好まないタイプです。
これは、ちょうど育った場所の違いと一緒です。
例えば、関西で育った人と関東で育った人のうどんに対する味の基準はまったく違いますよね。
関西だしと関東だしとではまったく違います!ですので、基本は関西の方は関西のうどんが美味しいと思いますし、関東の方は関東のうどんが美味しいと感じます。
ところが、時々、関西の方にも美味しい関東のうどんがありますし、関東の方にも美味しい関西のうどんがありますよね!
これと同じような現象が、ワインの世界でもあると理解してください!
昔は、日本には、フランスかイタリアのワインしか存在していませんでしたから、20年以上前からのワイン愛好家は全員ヨーロッパタイプの派閥です!ところがこの10数年で日本はあらゆる国のワインが入ってきており、たまたま出会ったワインやワインを教えてくれる友人の派閥によって自然と2つの派閥に分かれているというのが、現在のワインの世界の、目に見えない知られざる世界です!
ですので、この派閥によって、たまたま違う派閥の方からワインを勧められると最初の質問の方のような現象が起こってしまうんですね!
まずはこの派閥を意識して、今宵ひととき、2つの派閥のワインの飲み比べをするのはいかがでしょうか?
(注・同じブドウの同じくらいの価格で1本1500円~3000円くらいの飲み比べがオススメです!)
あ、ちなみに、両派閥の方が美味しいと思えるワインもありますよ!これは、また後日お伝えします!
では!
コラム著書:石渡武志(いしわたたけし)1970年生まれ。大学卒業後、大手外食産業を経て、伝説の小売店舗「ティータイムとお酒の専門店 ホームカフェバー」を創業、
お家でのカフェやお酒のひとときのスタイル提案・啓蒙に努め業界で活躍。 その後、ワイン業界活性のためレストランワインセールスの
コンサル及び卸売業として「CELLARDOOR」を 設立。都内を中心に300店舗以上のワインセールスコンサルタントの実績を持つ。
個人ソムリエ事業も行う。