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デキる大人のためのワイン&ディナー講座

第4回 スパークリングワイン講座

スパークリングワインの種類

スパークリングワインの中にも、白、赤、ロゼや辛口、甘口などの種類があり、
スタイルについてもフレッシュ&フルーティーなもの、 どっしりした円熟味に富むものなど様々です。

スパークリングワインの良いところは、何といっても価格です。
シャンパンだと、どんなに安くても1本4000円前後はしてしまいますが、スパークリングでは、1000円前後から美味しいものはたくさんあります。

スパークリングワインも世界中にいろいろな種類があります。
体験していただきたい国とその国での名称をご紹介します。

フランス

フランス国旗フランスでは、スパークリングワインを「ヴァンムスー」と呼びますが、その中でも、シャンパーニュ以外で造られた伝統的方式によるスパークリングで、「クレマン」というものがあります。 2000円前後で市場に出回っていますので、シャンパンの半額程度で充分すぎるぐらい美味しいものを買うことができます!

イタリア

イタリア国旗イタリアでは、「スプマンテ」と呼びますが、 その中でも、 リーズナブルなものはプロセッコという種類です。 1000円台から美味しいものがあります。 また、イタリアのシャンパンと呼ばれている、「フランチャコルタ」もシャンパンより安いのにしびれる美味しさと評判です。

スペイン

スペイン国旗スペインでは、「エスプモーゾ」と呼ばれていますが、これはあまり知られていません。どちらかというとバルセロナで造られている「カバ」が有名です。何と、伝統的方式で作られているのに1000円くらいからあります!しかも大抵どれも美味しいです。

アメリカ・オーストラリア・チリ

アメリカ・オーストラリア・チリ国旗ヨーロッパ以外では、どの国もそのまま「スパークリング」と呼んでいます。 中でもオススメは、フランスのシャンパンメーカーがカルフォルニアで造っているものやワシントン州で製造しているものはかなりレベルが高いです。 また、オーストラリアにはやや甘めに感じる赤のスパークリングがあります。

実はこのスパークリングも、ヨーロッパの派閥とニューワールドの派閥の味に分かれます。
白ブドウと黒ブドウでは味の違いはありますが、
ヨーロッパの方がやはり酸を多く感じキリッとしているものが多いです。

個人的には「カバ」でしたら「セグラヴュータス」というスペイン王室御用達のものがおすすめです。
1000円ちょっとで買えて、非常にシャンパンに近いです。
また、ワシントン州にある「ドメーヌサンミッシェルのラックス」というものや、ちょっと高めでイタリアの 「フランチャコルタ」やカリフォルニアのホワイトハウス晩餐会でよく使われる「シュラムスバーグ」なども おすすめです。

シャンパンの種類

シャンパン もともとは、1600年代にあの「ドンペリニヨン」さんという修道院の僧が
シャンパンを開発・発明したと言われています。

そのシャンパンもまず味的には大きく分けると、
白ブドウのみで造った「ブランドブラン」と呼ばれるものと、
黒ぶどうのみで造った「ブランドノワール」と呼ばれるものがあります。


「ブランドブラン」は繊細でエレガントなタイプ。
「ブランドノワール」は、よりコクやまろやかさを感じるタイプです。

自分は夏やスッキリしたいときは、「ブランドブラン」で、
寒いときやあまり喉が渇いていないときは、「ブランドノワール」を選んだりしています。

この2つを知っているだけで、シャンパン以外のスパークリングも同じように分類できるので、
使い分けがよく出来るようになります。


また、表示によって辛口か甘口かが分かるようになっています。
代表的なのは、Brut(辛口)、Sec(やや、やや甘口)、DemiSec(やや甘口)です。

また、一般のシャンパンはラベルにヴィンテージが入っていません。
ラベルにヴィンテージが入っているとより高級になり、 一段と上質な味わいを楽しむことができます。

個人的におすすめは、超高級なもので、ブランドブランのサロン、ブランドノワールのクリュッグ、
ボランジェウ゛ィエイユヴィーニュフランセーズです。
ちょっと高級なものでは、ピルカールサルモン、ジャックセロス、ジャクソンキュベ733 などがオススメです。
人生で一度飲むとシャンパンの価値観がガラッと変わる逸品です。

最後にどんな時にシャンパーニュを飲むのが一番ふさわしいかについてお伝えできればと思います。

「ふたつの時にしか私はシャンパーニュを飲まない 恋をしている時と、してない時」
ココ・シャネル

そして、イタリアの作家ダヌンツィオの妻は、臨終の間際に
「お願い、シャンパーニュを少し飲ませてちょうだい。死ぬのが怖いの」 と言ったそうです。
人の人生にシャンパ-ニュは不可欠な飲み物のようですね。

次回は、お待ちかね甘口ワイン、スィートワインのお話をします!

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石渡武志

コラム著者:石渡武志(いしわた・たけし)
1970年生まれ。大学卒業後、大手外食産業を経て、伝説の小売店舗「ティータイムとお酒の専門店 ホームカフェバー」を創業、 お家でのカフェやお酒のひとときのスタイル提案・啓蒙に努め業界で活躍。 その後、ワイン業界活性のためレストランワインセールスの コンサル及び卸売業として「CELLARDOOR」を 設立。都内を中心に300店舗以上のワインセールスコンサルタントの実績を持つ。
個人ソムリエ事業も行う。

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