インターネットで商品が買われる時代、
営業マンという「人」を介在するのであれば、
心遣いという付加価値が必要不可欠な要素となります。
普通の人が当たり前のようにやることの一歩、二歩上のことを行う。
その大切さを学べる１冊です。

前半は営業スキルを中心に書かれていますが、後半は営業の醍醐味、
お客さんとの接し方、
そして、「人との接し方」を本心で語っています。

特徴的なのは、著者がどうしてそういうやり方に辿り着いたか、
つまり、「どうやるか」ではなく、「どうしてそうしたのか」という背景まで学べることです。

営業マンに限らず、人間と接していく上での心構えの神髄が書かれており、
またそれを実際にどのように行動に移していくか。
自分の体験談、失敗談そしてどのように乗り越えていったかを
具体例も含めて面白く書かれていて、スラスラ読める一冊です。
今すぐにでも試したくなる方法が満載の1冊です。