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特集-伝説の営業マン

トップセールスマインド

Vol.134 株式会社アルペン社長の《水野泰三さん》

ウィンタースポーツ全盛期に創業し、
広瀬香美さんのCMソングで
知名度を上げたアルペン。

現在は「スポーツデポ」、「ゴルフ5」などの展開により、
総合スポーツ用品店の最大手として
順調に業績を上げています。

アルペンは、
約40年前、
15坪のスキー用品店としてスタート。

それを一代で
ここまでの会社に成長させたのが、
社長の水野泰三氏です。

今回はアルペン社長・水野泰三さんから
営業マンに通じるセールスマインドを学んでいきたいと思います。

“非常識”という合理性

型破りの戦略家として知られる
アルペン社長・水野さん。

しかし、これほど
論理的な経営者も珍しいかもしれません。

常識外れだと周囲に驚かれても、
論理的に合っていればGOサインを出すのが
水野さんのやり方です。

例えば、
極端な安売りが同業者の反感を買い、
国内での仕入れが厳しくなった時には、
当時まだ誰もやっていなかった
アジアでの製品発注に挑戦。

低価格の製造費により
大きな収益を上げることができました。

さらに店舗を借りるお金が不足していると判断すると、
敷金・保証金の要らない野球場を借りて、
球場関係者に驚かれながらも
見事、製品を完売。

その他にも、
輸入スキー靴の関税を安くするために、
バラバラの部品で輸入したものを
自社で組み立てて安く販売したり、

自社メーカーの製品は
売れる価格帯を店舗で確認してから
可能な限り低い製造コストで
大量生産するなど、

実は、
非常に理にかなったことを
やり続けています。

だからこそアルペンは
創業以来、一度も赤字を経験していないのです。

“非常識”を支える不退転の決意

そんな水野社長の特徴として挙げられるのが、
その尋常でない決意の強さにあります。

理論上、成功すると考えられても、
誰もやっていないこと、
同業他社が敬遠することを実行するのは、
心情的に難しいものです。

しかし、
水野社長は一度「これでいける」と判断したら、
心情的に不安になっても、
決して道を引き返さないのです。

実は、アルペンは70年代半ばに、
まだ誰もやっていなかった大型郊外店をオープンし、
大成功を収めているのですが、
それは当時の日本では前例のない試みでした。

出店したのは、
郊外の水田のど真ん中。

特に夜は真っ暗になるため、
従業員は「こんなところにお客さんが来てくれるのか…」と
大変不安がりました。

さすがの水野さんも、
オープン前には不安で眠れなくなったそうですが、
決して引き返さず、
見事、初の大型店舗を成功させたのです。

不安という感情に流されることなく、
論理を優先し、

“不退転”の道を歩み続ける。

そんなベンチャー精神を
失わないアルペンは
この夏も上海店をオープンするなど、
新たな挑戦を続けているのです。

水野泰三さんに学ぶ

今週のトップセールスマインド

未知のことに挑戦する時、
その妨げになるのは、
多くの場合、怖れや不安の感情ではないでしょうか。

どれだけシミュレーションして、
「理論上いける」と判断しても、
怖れの感情は湧いてきてしまうものです。

挑戦を成功させる最後の鍵。
それは、怖れや不安を超克する
“不退転の決意”
なのかもしれません。

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