元メジャーリーガー《ピート・グレイさん》のトップセールスマインド

Vol.016 元メジャーリーガーの《ピート・グレイさん》

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ピート・グレイさんは1915年、
ペンシルバニア州の小さな片田舎の町、ナンティコークに生まれました。

野球選手を夢見た彼は、
草野球チームからセミプロ球団、マイナーリーグへと
一番下の下から登りつめていき、ついに憧れの大舞台
メジャーリーグでバッターボックスに立つことができたのです。

今回は、そんなピート・グレイさんから、
営業マンにも通じるセールスマインドを学んでいきたいと思います。

誰の目にも不可能に思えたメジャーリーガーへの道

ピート・グレイさんは幼いころから野球が好きで、
メジャーリーガーになることが夢でした。

しかし、草野球チームに入っても、
一度も練習に参加させてもらえません。

その上、野球学校に通いながら、
いろいろな球団の入団テストを受けますが、ことごとく落選。

黙々と練習を続ける彼の姿に心を打たれた先生が、
全米下部リーグの監督たちに声をかけ、熱心に彼の入団を勧めましたが、
それでもどの球団の監督も彼を雇おうとはしませんでした。

それはなぜでしょうか。

「左手一本」の首位打者

実は、
彼は【片腕】だったのです。

6歳の時、トラックの事故に遭い、右手が切断されてしまったのです。

左手一本でメジャーリーガーになる

『そんなこと、絶対にできるはずがない』
周囲の誰もがそう思いました。

しかし、彼は諦めなかったのです。

雨の日も風の日も練習を続け、
24歳の時、ついにニューヨークのセミプロ球団への入団を決めました。

そこで活躍した彼は、マイナーリーグの球団から声がかかります。
そして、マイナーリーグで打率381という首位打者を獲得。

さらにAAAの球団に引きぬかれた彼は、そこで打率333という成績を残し、
ついに大リーグ球団への入団を勝ち取ったのです。

【勝利者は常にあきらめない】

それが、彼の一番好きな言葉でした。

片腕を失っても、
草野球チームで練習をさせてもらえなかったとしても、
入団試験にことごとく落ちてしまったとしても。

絶対にあきらめなかったからこそ、
彼はメジャーリーグまで登りつめることができたのです。

彼のこの精神は、
間違いなく営業マンにも通じるものだと言えるでしょう。

【トップセールスは常にあきらめない】

あきらめそうになった時、
ぜひピート・グレイさんの精神を思い出してみてください。