『ドラゴンボール』 孫悟空、孫悟飯、孫悟天
『ゲゲゲの鬼太郎』 鬼太郎、
『銀河鉄道999』 星野鉄郎
など、数々の日本を代表するアニメに
出演されてきた野沢雅子さん。
日本を代表する声優の一人といっても過言ではないでしょう。
今回は、そんな野沢さんから
営業マンにも通じるセールスマインドを学んでいきたいと思います。
もし、私たちが野沢さんとお知り合いになれる機会があったら
「あのアニメの名ゼリフをお願いします!」
とお願いしたくなってしまいますよね。
しかし、野沢さんの親戚間では
「野沢さんにアニメの名ゼリフをお願い」するのは、
ご法度とされているそうです。
それは野沢さんが強いこだわりを持って
声優業をされているからだそうです。
『ドラゴンボールの主役、悟空が
代表技である【カメハメ波】を発射する時は、
同じようにカメハメ波のポーズをとって発声する』
『原作を読めば、その後の展開が分かる長編アニメでも
常にその時点での役柄になりきるため、
原作を読まずにアフレコに挑む』
こんなことからも野沢さんのこだわりを
垣間見ることができますね。
だからこそ、親戚の方々の中でも、
「気軽にお願いするのはやめよう」
ということになったのでしょう。
野沢さんご本人が
気軽にセリフをお願いされることについて
どう思っていたかはわかりませんが、
ちょっと関連のある、こんなエピソードをご紹介します
ある時、白血病にかかった少年のご両親から野沢さんに向けて、
こんな手紙が送られてきたそうです。
「息子は『ドラゴンボール』のファンなのですが、
医者からは余命1ヶ月と言われています。
野沢さん、どうか息子に力を貸して下さらないでしょうか?」
野沢さんはその手紙を読んでから、
すぐに行動を起こします。
連絡をとったのは、
ドラゴンボールの収録を共にした声優仲間たち。
それからしばらくして、
少年の元には、一本のカセットテープが届きます。
少年がそのテープを再生してみると、
ドラゴンボールのメインキャラクターである、
クリリン・ブルマ・ヤムチャ、そして悟空からの
「もうすぐ映画が公開されるから、絶対に見に来い」
「映画館で待ってる」といったメッセージが入っていたのです。
少年は大喜びし、
きっとそのテープを何度も、何度も聞いていたことでしょう。
余命1ヶ月という宣告を受けていた少年は
その後、半年持ちこたえ、
ドラゴンボールの映画を鑑賞したあと、他界されたそうです。
【自分の周りにいる人々に、最大限の貢献をしたい】
このエピソードからは野沢さんの、
そんな優しい心を感じることができます。
おそらく、その心こそが「一切の妥協を許さない」という
声優業におけるプロ魂や高い基準を作っているのだと思います。
これは、営業職においても
同じことが言えるのではないでしょうか?
業績が思うように上がらない時。
日々の業務に追われ、自分を見失いそうになった時。
そんな時こそ、
【お客様に貢献したい】という本来の気持ちに
立ち返ってみるべきなのかもしれません。
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