毎年、この季節になると、
あちこちで耳にする名曲「さくら」。
卒業や旅立ちを祝う歌として
すっかり定番の1曲となっている、
森山直太朗さんの代表曲です。
森山さんは昨年、
デビュー10周年を記念し、
18曲を収録したアルバムを発表しました。
今回は歌手・森山直太朗さんから
営業マンに通じるセールスマインドを学んでいきたいと思います。
森山さんは、
歌唱力に定評のある歌手・森山良子さんのご子息。
ところが良子さんは、
直太朗さんがデビューすることを
知らないほどだったとか。
20歳を過ぎて、音楽に取り組み始めた森山さんは、
森山良子の息子という素性は明かさず、
「直太朗」という名前で
路上ライブを中心に、地道な活動を続けていました。
そして、
26歳でメジャーデビューを果たし、
翌年、「さくら」で一躍有名人となるのですが、
それまでヒットに恵まれていなかった森山さんは、
「さくら」の売り込みのために、
自らラジオ局などを訪ね、頭を下げて回ったそうです。
有名になってからも、
森山さんのスタンスは変わらず、
環境の変化の中でも自分を見失うことなく、
自分を取り巻く世界を深いまなざしで見つめ、
うそ偽りのない想いを歌にして、
地道な歌手活動を続けているのです。
10周年のアルバムが、
18曲80分というボリュームになったのも、
発売前に起きた東日本大震災に向き合い、
いろいろと考えを深める中で、
たくさんの曲ができてしまったからだといいます。
森山さんは、
音楽情報サイト「VIBE」のインタビューで、
「一番役に立ったアドバイス」として、
《継続は力なり》という言葉を挙げています。
「継続すればやがて大きな成果が得られる。
よって継続できること自体がひとつの能力である」
誰もが聞き慣れた、この言葉。
しかし、
森山さんの解釈はもっと深いものでした。
“継続”すると、その過程で
必ず自分と向きあわざるを得ない時来る。
そうやって自分のことを知るのは
とてもつらいこと。
しかし、
「“身の程”を知って初めて拓ける未来がある」と
森山さんは語っています。
“継続”が大きな成果に繋がるのは、
その過程で“身の程”を思い知ることができるからだ、というのです。
自分自身を深く見きわめ、
等身大のメッセージを伝え続ける森山さん。
そんな森山さんの歌は
これからも多くの人の心を動かし続けることでしょう。
『“継続”する人にはかなわない』
これもよく耳にする言葉ですね。
“継続”する過程で必ず訪れる、
限界を感じ、壁が立ちはだかる瞬間。
多くの人がそこで“継続”をやめてしまいます。
しかし、
そこで挫けず“継続”し、
その壁を乗り越えることができれば、
必ずチャンスは訪れるのです。
“継続”の過程で必ず訪れる、
“身の程”を思い知るという逆境は、
成功の前奏曲ともいえるのかもしれません。
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