ネクタイの真価③は『結び方』です。

プレーンノットはあらゆる結び方の中で最も基本的であり、
使用頻度も応用範囲も一番広いネクタイの結び方です。
特徴としては着脱によるネクタイへの損傷も少ないため、
幅広い年齢層の方に指示されている結び方です。
・・・結び方ポイント・・・
今年の流行は、スカーフのようにふんわりとネクタイを締めることです。

プレーンノットより少しだけ結び目にボリュームを持たせたいときに
オススメなネクタイの結び方です。
見た目はプレーンノットとさほど変わりは感じませんが、
「分かる人にはわかる」といった、気の利いた演出もできます。
・・・結び方ポイント・・・
プレーンノットよりボリュームは出ますが、想像よりも大きくなりません。
ノットを無理に大きくするのではなく、形を意識して品よく仕上げましょう。
先にプレーンノットで結び方の感覚を持っておくと良いでしょう。

ダブルノットよりも大きな結び目が特徴で、
長すぎるネクタイやボリューム不足を感じるときの結び方です。
特に、ヨーロッパブランドのネクタイは剣が長いので
ウインザーノットがオススメです。
・ ・・結び方のポイント・・・
大剣の締め具合を均等にするのがポイントです。
幅広でボリュームのあるノットが作れるようになれば完成です。

ノンノットはネクタイの結び方の中でもとても個性的なものになります。
お客様に招待されたパーティーや結婚式などで大活躍するでしょう。
・・・結び方のポイント・・・
ノンノットの結び方のポイントは仕上げの締めをきつくしないことです。
両脇の三角形をいかにきれいに見せるかがコツです。

ネクタイの結び方には有名なもので10通りほどあります。
特徴的な結び方から個性的な結び方まで、様々です。
まずはプレーンノットをきれいに結べることから始めましょう。
ノットが崩れていたり曲がっていたりすると、
良いイメージを与えることはできません。