東京大学特別栄誉教授《小柴昌俊さん》のトップセールスマインド

Vol.015 東京大学特別栄誉教授の《小柴昌俊さん》

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小柴さんは
素粒子物理学や宇宙船物理学を専門とする世界的な物理学者です。

超新星爆発の際に放出される「ニュートリノ」を、
大型地下実験「カミオカンデ」を用いることで、世界初の観測に成功。

その功績から、
2002年にノーベル物理学賞を受賞されました。

しかし、その背後には、さまざまな苦労があったといいます。

今回は、研究一筋の人生を生きてきた小柴さんから、
営業マンにも通じるセールスマインドを学んでいきたいと思います。

小柴少年を襲った病気

父親が軍人だった小柴さんは、
小さい頃は、父親と同じ軍人を目指していたといいます。

そんな小柴さんを襲ったのが、
「小児麻痺」でした。

病原体に感染することで発病し、
手足に運動麻痺が残るこの病気。

小柴さんは軍人の道を諦めざるを得なくなったのみならず、
後遺症に苦しめられてしまうことになります。

一人で風呂にも入れないほどの全身の麻痺。

「このままでは中学校も卒業できないのでは」
という思いが頭を過ります。

しかし、そんな小柴さんを支えたのが、この言葉でした。

【やれば、できる】

挫折を乗り越え、世界的物理学者へ

…必死のリハビリの甲斐もあり、
右手に麻痺は残るものの、小児麻痺を克服した小柴さん。

一年浪人して高等学校に入学しますが、
生活苦からアルバイトに明け暮れ、成績は最低クラス。

大学受験を控えたあるとき、
物理の教師らから「小柴は物理ができないから難しい」
と言われてしまうほどでした。

しかし、その言葉を聞いても、
小柴さんは決してへこたれませんでした。

「やれば、できる」
と自分に言い聞かせ、見事、東大の理学部物理学科に合格します。

その後も物理学者としての道は挫折の連続でしたが、
小柴さんは決して逃げずに乗り越えていきます。

「やれば、できる」

この言葉が小柴さんを支え続けたのです。

【やれば、できる】

ごくごくシンプルで、あり来たりな言葉ながら、
本気でそう信じた時、人は大きな一歩を踏み出すことができます。

諦めそうになった時、
自分に言い聞かせてみてはいかがでしょうか？

「やれば、できる」
「やれば、できる」
「やれば、できる」

自分を信じるところから、
トップセールスへの道が拓かれてくるのです。