「なでしこジャパン」の主将《澤穂希選手》のトップセールスマインド

Vol.018 「なでしこジャパン」の主将《澤穂希選手》

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15歳で国際試合にデビュー。
以来、オリンピックに3回、女子ワールドカップに5回連続で出場し、
18年間にわたって日本代表を牽引してきました。

つい先日ドイツで開催された女子ワールドカップでは、
主将として日本代表を悲願の初優勝へと導き、
日本サッカー史にその名を刻み込みました。

今回は、そんな澤選手から、
営業マンにも通じるセールスマインドを学んでいきたいと思います。

苦しい時は私の背中を

驚異的な運動量で、ピッチを縦横無尽に走り回り、
巧みなテクニックと的確なパスで、攻守に活躍。

女子ワールドカップで大会MVPと得点王を獲得した澤選手は、
まさに「なでしこジャパン」の大黒柱です。

しかし、そんな澤選手であったとしても、
決して一人では今回の優勝を成し遂げることはできませんでした。

実は遡ること3年、2008年の北京オリンピックでは、
若手の選手たちに、澤選手はこう伝えていました。

「苦しい時は私の背中を見なさい」

この大会は4位という好成績を収めはしましたが、
まだ経験の浅い選手たちが多く、
彼女たちは澤選手の背中を追いかけていく立場だったのです。

仲間がいたからこそ世界の頂点に

しかし今回、
澤選手は、試合終了直後に次のようなコメントを残しています。

「あのとき若手だった選手たちが中堅世代として成長し、
私の背中を押してくれました。
みんながいてくれたからこそ、MVPが取れたのです」

長年、日本女子サッカーを牽引し続けてきた澤選手。
これまでは先頭に立ち、
その背中でメンバーを引っ張ってきましたが、
今大会は【仲間の後押し】を受けながら戦えたのです。

【最高の仲間たち】がいたからこそ、
彼女は世界の頂点に輝くことができたのです。

人は、ともに戦う仲間がいるからこそ、
その力が最大限に引き出されるものです。

それは、営業マンにも当てはまることでしょう。

ともに成果を目指す上司や同僚。
そして、応援してくれる家族や友人。

また、澤選手のように、
後輩の頑張りが、自分を大きく後押ししてくれることもあるでしょう。

あなたの周囲にも、
きっとそんな【最高の仲間たち】がいるのではないでしょうか。

【仲間の後押し】を受けながら戦えてこそ、
真のトップセールスマンになることができるのです。