山中教授は、4つの遺伝子を入れることで、
新型の万能細胞「iPS細胞」を人の皮膚細胞から作り出すことに成功。
難病治療に役立つ、
再生医療実現に向けた画期的な成果を上げたとして、
「ノーベル賞受賞確実」と言われています。
最近では米国での特許成立に成功し、
実用化に向けても、世界をリードしています。
今回は、世界中から注目を集める山中教授から、
営業マンにも通じるセールスマインドを学んでいきたいと思います。
もともと臨床医志望だった山中教授は、
研修医の時に重症のリウマチ患者を担当。
全身の関節が変形した患者を前にして、
症状を改善させることもできない無力感を味わった山中教授は、
患者を救うことができる新技術を求め、基礎研究の道へと踏み出しました。
しかし、基礎研究は、
簡単に結果を出すことができるものではありません。
そのうえ、山中教授が挑んだのは、
誰もが不可能に近いと考えていた試みでした。
数万種類にものぼる人間の体の遺伝子の中から、
いくつかの遺伝子をある組み合わせで入れていくことで、
万能細胞になる─。
そんな途方もない作業。
山中教授は、研究をはじめた当初、
10年、20年かかってもおかしくないと考えていたといいます。
そして、何度も失敗を積み重ねながら、
4年をかけて、候補を24個の遺伝子に絞り込むことに成功。
さらにその中から4つの遺伝子を選び出し、
ついに、iPS細胞の開発にこぎつけたのです。
山中教授は、
当時の研究を振り返って、次のように話しています。
「研究は失敗の連続。
辛抱強さと失敗を恐れない気持ちが必要です。
iPS細胞の研究は1000回失敗するつもりで研究しました」
この失敗の連続の先に、
ノーベル賞確実とも言われる大きな成功があったのです。
セールスの現場を走り続けていると、
多くの失敗にぶつかります。
そして、人は失敗を経験すると、
及び腰になってしまうものです。
しかしながら、
山中教授の姿勢に学べるとおり
失敗は成功につながる糧なのです。
・失敗の原因は何だったのか?
・お客様の視点に立った改善方法は何か?
・今後に生かせることはないか?
人は失敗を通じてこそ、
多くのことを学んでいくことができるのです。
失敗を恐れることなく、
むしろ【1000回失敗する】つもりで、
現場を走ってみてはいかがでしょうか。
その先に、
大きな成功が見えてくるかもしれません。
これまでに27万名以上を指導し、成功へと導いてきたトレーニングのプロ青木仁志氏に「トップセールスに共通する3つの考え方」について伺った。
営業力を高めるためのセミナー情報を掲載。営業やマーケティングといった売上直結の分野から、投資・キャリア・趣味・教養など幅広い分野を網羅。
営業マンが日々抱えている現場での課題を、トップセールスとしての営業経験を持ち、営業研修等で講師を務めている大高弘之が解決していくコラムです。
現役営業マンの職場の人間関係の実状が浮き彫りに。4人に3人が職場の人間関係に課題を感じていることが明らかとなった。
ビューティフルエイジングとは加齢に無理に逆らうのではなく、その人らしさを活かしながら美しく年齢を重ねることです。
営業という分野にとらわれず、多種多様な業界のプロフェッショナルから日頃の現場に生かせる【セールスマインド】を学び取るこのコーナー。
あなたのセールス人生を変える一冊がここに!トップセールスになるべく日々研鑽を積んでいる皆さんに、お勧めの一冊を紹介します。
現役営業マンへのアンケートで、現場の課題が浮き彫りに。課題の1位は"プレゼンテーション"、2位は"職場の人間関係"という結果に。
本コラムでは、個人ソムリエも行っているCELLARDOORの石渡武志が「デキル大人になるためのワインの楽しみ方」をお伝えしていきます。
新人営業マン必見!!今さらきけないビジネスマナーから営業ノウハウまで情報満載でお届けします。伝説の営業マンへの第一歩が、ここから始まります。
ビジュアルプロデューサーとして、幅広く活躍しているおかざき なな氏のコラム。営業マンの魅力をよりいっそう効果的に高める方法を伝授します。