現在行われている、世界陸上2011において金メダルを獲得し、
日本中に感動と勇気を与えてくれた室伏選手。
メダル獲得の瞬間をご覧になられた読者の方も
きっと少なくないことでしょう。
決して若いとは言えない年齢にも関わらず、
未だ現役として活躍するだけでなく、
世界の頂点に登り詰めた室伏選手。
一体、彼を支えるものとはなんなのか、
今回は、日本の陸上を牽引する室伏選手から、
営業マンにも通じるセールスマインドを学んでいきたいと思います。
室伏選手は幼少の頃から、英才教育を施され、
2004年 アテネ五輪での金メダル獲得、日本選手権17連覇など、
今まで数々の輝かしい戦績を残してきました。
そんな華やかな経歴を支えるのは、
競技へのストイックな姿勢。
海外の屈強な選手に比べて体格的に劣る室伏選手が
技術で勝ち上がってきたのは有名な話で、
理想のハンマー投げを語る姿は、
もはやアスリートの域を越え、研究者そのもの。
実際、中京大学大学院に籍を置き、
「サイバネティックトレーニング」という
新しいトレーニング理論を打ちたてるほどです。
自身を被験体とし、「より遠くに飛ばす」ことを探求し、
徹底的にトレーニングを重ねてきたのです。
しかし、そんな室伏選手にも
大学2年の時、スランプがあったといいます。
スランプに陥り苦しむ室伏選手に、
「一緒に練習しないか」と誘ったのは、
当時、やり投げの日本記録を保持者していた溝ロ和洋氏だったそうです。
室伏選手は、氏とトレーニングをともにする中で、
氏の圧倒的な練習量に驚かされました。
『ここまでしかできないという限界を、自分で設けていました』
その当時のことを振り返り、室伏選手はそう語っています。
以来、練習量が一気に増え、23歳で日本記録を更新した室伏選手。
2004年のアテネ五輪では金メダリストに輝き、
36歳で迎えた世界陸上2011でも世界の頂点に立つまでになったのです。
知らず知らず決めてしまっている「自分の限界」。
「これぐらいの行動量が限界かな…」
「これぐらいの成果が順当かな…」
そうやって、無意識のうちに、
自分の限界線を引いてしまっていることは人間、よくあることです。
しかし、トップセールスとなる人は、
自分の能力に限界を引きません。
常に、自分のベストレコードを塗り替えることを目指し続け、
限界突破を積み重ねていくのです。
自分の限界を決めるのは自分自身。
自分の限界を破るのも自分自身。
決して楽なことではありませんが、
挫けそうになったり、現状に甘んじそうな時こそ、
今回ご紹介した室伏選手の姿勢を思い出してみてください。
グッと踏ん張るエネルギーが湧いてくるはずです。
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