社会における課題を、事業により解決する「社会企業家」の
若手リーダー格として注目されている駒崎さん。
「病児保育」問題を解決するため、
まったく新しい事業モデルを創り上げたことから、
2007年にはニューズウィーク誌で、
「世界を変える社会起業家100人」の1人にも選ばれています。
今回は、そんな駒崎さんから、
営業マンにも通じるセールスマインドを学んでいきたいと思います。
「子どもが病気の時にこそ、預かってほしい」
という高いニーズにも関わらず、
多くの育児施設が病児保育に対応していない…。
病児保育は、仕事と育児を両立する上では、
ライフラインともいえるほど不可欠なものですが、
病児保育に対応する施設数は圧倒的に不足していました。
駒崎さんは、この課題に取り組み、
全国にまで拡大する画期的なビジネスモデルの確立に成功したのです。
しかしそれは、決して簡単なことではありませんでした。
病児保育は、採算が取れないという大きな壁が立ちはだかり、
誰もが匙を投げる保育業界最大の課題とまで言われるほど。
もともと大学時代は、
ITベンチャーの経営者だったという駒崎さん。
もっとお金も名声も得られるような立場にありながら、
なぜわざわざ、そのような課題に立ち向かっていったのでしょうか。
その背後には、駒崎さんが大切にしている、
仕事に対しての、あるポリシーがありました。
それは、
「『社会を変える』を仕事にする」です。
現在、利用者から数多くの感謝の言葉を寄せられているというフローレンス。
もし駒崎さんが、お金儲けや自分の名誉のためのビジネスしていたとしたら、
これほどまで、社会に必要とされるビジネスを創り上げることはできなかったでしょう。
当たり前のことに聞こえるかもしれませんが、
【本当に必要なサービスを提供する】というスタンスを貫いたからこそ、
本当に社会が必要とするビジネスを生み出すことができ、
「世界を変える社会起業家100人」に選ばれるまでになったのです。
駒崎さんは、「社会を良くしたい」という想いがあったからこそ、
多くの人たちが本当に必要とするビジネスを生み出すことができました。
しかし、もしそこに「ただお金を儲けたい」とか、
「自分の名誉欲を満たしたい」などの動機があったとしたら、
逆に、社会に悪影響を与えるビジネスが生まれていたかもしれません。
そのビジネスは、いずれ社会から見放され、
利用者はいなくなってしまうでしょう。
では、私たち営業マンは何のために商品を販売しているのでしょうか?
「自分の成果のため」、「収入を増やすため」など
自分にベクトルが向いた状態では
いずれ信頼を失い、売れなくなってしまうでしょう。
【お客様が本当に必要なサービスを提供する】
この当たり前のスタンスこそが、
お客様、そして、社会から必要とされる営業マンになる上で
欠かせないのではないでしょうか?
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