

日本を代表する指揮者として精力的に活動し、
"日本人音楽家として最も世界的に成功した音楽家"
と称される小澤さん。
2002年1月、日本人指揮者として
初めてウィーン・フィルニューイヤーコンサートを指揮し、
世界中に同時生中継された姿を覚えている方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、そんな小澤さんから
営業マンにも通じるセールスマインドを学んでいきたいと思います。
小澤さんは学生時代、
桐朋学園で学んでいたころは、
「難しいこと・新しいこと」
ばかりをたくさんやりたがる生徒だったそうです。
理解の早い小澤さんにとっては、
基礎・基本を繰り返すことは退屈で、とても苦痛だったのでしょう。
「先生の授業は完璧主義で、面白くない。
もっとどんどん先に進んでほしい。」
そんな風に言ってしまったこともあるそうです。
しかし、当時の指導者である齋藤秀雄先生は、
そんな小澤さんを見て、戒めます。
『基礎・基本は100%完璧でなければならない』
この考えのもと、
簡単なところでも、大切だと思われるところは、
何回も徹底的に繰り返し教えました。
小澤さんからあがってくる、
退屈だ、という不満に対しても齋藤先生は烈火のごとく怒り、
怒鳴りながら基礎・基本がいかに大切かを説明したそうです。
あまりの勢いに身の危険を感じた小澤さんは、
先生の言葉がよく理解できないまま、
窓から飛び出して逃げたほどとか…。
しかし、こうした「基礎」を大切にする指導を受けきたからこそ、
数々の国際コンクールでの優勝につながる
ミスの少ない指揮ができるようになった、
と小澤さん自身も後に語っています。
そう、
基礎・基本を徹底し続けたことが、
世界中で感動の音楽空間を創造し続ける小澤さんの基盤を創り上げたのです。




「基礎・基本が大切」
これは、誰しも口にするところですが、
実際には基礎・基本に力を入れる人は少ないもの。
だからこそ、
「基礎を徹底的に習得し、基本に忠実になれる」人が
最終的にはオンリーワンの存在になっていけるのではないでしょう。
営業においても現場に出始めたころは、セールスの基礎を学ぶべく
ロープレもたくさんするものですが、ある程度現場の経験が多くなると、
基礎を100%習得する前に自己流に走ってしまいがちです。
【基礎を大切に。基本に忠実に】
自分の中にできあがってきた経験則を大事にしながらも、
基本となる技術・マインドは常に確認していきたいものです。
