「負けるなーーーー!」
「いけーーーーーーーーっ!」
その絶叫にも似たサッカーの解説は、
時に試合よりも話題になるほどです。
その解説っぷりについてのツイッター上のつぶやきが、
1試合で1万5000回に登ることもあったとか。
熱狂的な解説で多くの人を試合に惹きこむ松木さん。
今回は、そんな松木さんから
営業マンにも通じるセールスマインドを学んでいきたいと思います。
実は、松木さん、
80年代には選手として活躍し、
日本代表としてプレーしたこともありました。
また、93年にJリーグが開幕し、
ヴェルディ川崎(当時)の監督になった際には、
初代Jリーグ年間王者になり、
35歳の最年少監督として話題になりました。
しかし、監督辞任後、状況は一変。
仕事が全くなくなったそうです。
「なにをすればいいんだろうか…」
そう思い悩んでいたある時、
早朝のテレビ番組から
解説者として声がかかったそうです。
その時のことを振り返って
安木さんはこのように語っています。
「当時、サッカー解説に与えられる時間は1分ほどでした。
一方で、野球には20分が与えられていたので、
サッカーは言ってみれば、
ベンチ入りも危うい補欠選手みたいな存在。
時には、『松木さん、30秒になりました』と
言われることすらあったんです(笑)。
でも、そんな時も、
決してふてくされませんでした。
その与えられた30秒に、
全力の魂を込めるんです。
たとえ、1分でも、30秒でも、全力を出すことしか考えていませんでした。」
力を緩めた瞬間に定位置がなくなる。
そんな思いから、常に100%を出しきり、
全力でぶつかることをポリシーとしてきた松木さん。
その松木さんの姿勢が、多くの人の心を動かす、
あの熱狂的な解説を生み出したのでしょう。
『初心忘れるべからず』という言葉があります。
初めて何かをやろうと思った時の、
新鮮な気持ち、真摯な想い、まじめな姿勢を忘れてはいけない、
ということを教えていることわざですが、
松木さんのサッカー、そして、仕事に対するスタンスを見ていると、
このことわざが思い出されます。
営業現場で経験を重ねると、
どうしても"慣れ"が生じてしまいます。
その"慣れ"が、
仕事の生産性を高めることもありますが、
初心が薄れ、なまけ心が起き、
お客さまとの商談の準備が
不十分になってしまうこともあるのではないでしょうか。
そんな自分に気づいた時は、
自分を戒める意味で、
今回の松木さんの姿勢を思い出してください。
【常に100%】
目の前のお客さまに対して、
100%の自分で向き合っていただきたいと思います。
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