野口さんを一躍世に知らしめたのは、
世界最年少記録での『世界七大陸最高峰の登頂』と
4年間に渡る『エベレストの清掃登山活動』です。
野口さんがどんな経緯で、
これらの活動をするようになったのか。
今回はそのエピソードから
営業マンにも通じるセールスマインドを学んでいきたいと思います。
野口さんが自称「落ちこぼれ」だった高校生時代、
冒険家 植村直己さんの著書と出会います。
山でイキイキと生活する植村さんに憧れ、
登山を始めると、次第に山の魅力に惹かれていきました。
そんな野口さんが
七大陸登頂を目指すようになったきっかけは、
実に突然やってきたのです。
亜細亜大学の一芸入試の場で
「大学時代に達成したいこと」を訊ねられた野口さん。
思いつきで
「植村さんが五大陸なら、僕は七大陸登頂をします!」
と話してしまったそうです。
大学に公言してしまった以上、やり遂げるしかない。
学生時代に次々と最高峰を踏破していきます。
そして、最後の登頂となったエベレストも
3度目の挑戦でようやく成功させ、
見事最年少での七大陸登頂を成功させました。
その後はテレビ局への就職が決まっており、
社会人として生活をするつもりだった野口さん。
しかし、大学側で用意してくれていた
七大陸登頂成功の記者会見の場で
その人生はまたもや大きな転機を迎えます。
世界最年少の記録達成に対する記者会見は
予想以上に大きな場で行われました。
記者からの質問は
「次の挑戦は何を考えていますか?」といった内容ばかり。
野口さんいわく、
(もうこれで終わりなんてことはないよね?)
という雰囲気だったそうです。
そこで彼は
「4年間、エベレストで清掃登山を続けます」
と新たな目標を公言することになるのです。
この目標もしっかりと達成した野口さんは
現在では、国から意見を求められ、
環境問題や観光振興のフィールドで大活躍をしています。
これは、これまでの挑戦を振り返った野口さんの言葉です。
「公言し、人に約束したことが
結果的に記録達成を可能にしたと思っています。
人前で目標はどんどん言ったほうがいいんです。
言わないと、なかなかできないものですから
本当は言わずにやると、かっこいいんですけどね(笑)」
自分の目標をまわりの人に宣言するのは
抵抗があるものです。
達成できなかった時に恥をかく。f
そんな不安や怖れが頭をもたげるからです。
でも、
「なんとしてでも達成したい!」
そう思われていらっしゃる目標があれば、
周りの人に高らかに公言する。
何としてでも達成しなければいけない状況に
自らを追い込んでみるのはいかがでしょうか?
これも、周囲の力の借り方の一つかもしれません。
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