佐藤琢磨選手と言えば、
日本人ドライバーとして2008年までF1の舞台で活躍し、
2004年にはF1アメリカグランプリにて3位に入賞。
トロフィを片手に表彰台に立ったその姿に感動した方も
読者の中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
先月2月には、アメリカの最高峰レースカテゴリー
「インディカーシリーズ」へ2012年も参戦することが発表されています。
今回はそんな佐藤選手の学生時代のエピソードから、
営業マンにも通じるセールスマインドを学んでいきたいと思います。
F1という舞台に立ち、
今も世界最高峰の舞台で活躍している姿を見ていると、
幼少期から英才教育を受けてきたかのように思われがちですが、
実は佐藤選手はそうではありませんでした。
本格的にレースの世界に飛び込んだのは、なんと19歳。
それまでは、実は自転車競技に身を投じていました。
高校時代には、インターハイに出場するために
自転車部のない高校に、0から部活を立ち上げるところからスタート。
書類上転校するという裏ワザ使ってまでして、
他校の夏合宿に参加し、
そこから、インターハイまで勝ち上がり、見事優勝。
カーレースを始めるきっかけともなった
鈴鹿サーキット・レーシング・スクールの入学試験では、
書類選考だけでは、未経験の自分は確実に落とされると確信し、
なんと面接を加えてもらうことを直談判。
わずか7名しか合格できないという狭き門を潜りぬけ、見事合格したのです。
そこからの活躍は皆さんもご存知のとおりでしょう。
"無謀"とも言える数々の挑戦をしてきた佐藤選手。
一体、なにが佐藤選手を支えているのでしょうか?
ここでは、あるインタビューで語られた佐藤選手の言葉を
最後に紹介したいと思います。
「何よりも大切なのは 夢を強く思い描きつづけること。
そして、熱意をもってアタックし続けること。
僕の過去の経験を話すと、『運が良かったんだね』と一言で、
片付けられてしまうこともあります。
でも、アタックし続けたからこそ、そのチャンスを掴むことができ、
もがき、苦しみながらも挑戦を重ねることで、
その先のチャンスが広がったんだと思っています。
『No attack , No chance』
僕のポリシーでもあるこの生き方が、
僕の人生を切り拓いたんです」
『チャンスの神様は前髪しかない』
という有名な格言がありますが、
佐藤選手は
【 No attack , No chance. 】
という生き方を通して、
チャンスを自らの手で掴んできたのです。
やりたいことがあるにも関わらず、
一歩踏みとどまってしまっている…。
そんなことも、
時にはあるのではないでしょうか?
そんな時こそ、今回の佐藤選手のエピソードを思い出し、
一歩前に踏み出す勇気を胸に、アタックしていただだきたい。
そんな風に思います。
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