2009年 全日本ジュニア選手権 優勝
2010年 世界ジュニア選手権 優勝
そして、2012年 世界フィギュアスケート選手権 3位
高橋大輔や小塚崇彦という経験豊富な選手達が集うなか、
17歳にして、世界フィギュアスケート選手権という舞台で
見事 表彰台を手にした羽生さん。
そんな彼の才能は、
いまや世間の誰もが認めていることでしょう。
今回は、そんな男子フィギュアスケート界の
若きプリンス羽生結弦さんから、
営業マンに通じるセールスマインドを学んでいきたいと思います。
2011年3月11日。
東日本全域を襲った、東日本大震災は、
読者の皆さんにとっても記憶に新しいものでしょう。
宮城県仙台市出身の羽生さん自身も、
この大震災により、大きな影響を受けました。
羽生さんの本拠地である『スケートリンク仙台』が、
震災の被害により営業停止。
彼は大会が間近に迫るなか、
練習場を失ってしまったのです。
地震発生時にも
スケートリンク仙台で練習に励んでいた羽生さん。
世界でトップを争う選手にとって、
使い慣れたリンクが使用できなくなるというのは、
練習に支障を来たす以上に、
精神的にもかなりの負担を感じたことでしょう。
しかし、羽生さんはそこで折れることなく、
前を見続けました。
東日本大震災に続き、
本拠地であるスケートリンク仙台の営業停止という
大きなアクシデントに見舞われた羽生さん。
そんな厳しい環境のなかで、
彼を支えたものとは一体何だったのでしょうか?
某テレビ番組の取材で、
羽生さんは世界選手権にかける想いを
このように語っています。
『僕が表彰台に立って、日本に明るいニュース届けたい。
「こんな状況になってもやれるんだ」って、日本の人たちに、
そして何より震災の影響で気持ちが暗くなっている地元の人達に、
笑顔と勇気を贈りたいんです』
本拠地の仙台が営業停止となったため、
復興支援のアイスショーに出演しながら各地で練習を続けた羽生さん。
そんな不安定な状況のなかでも
世界選手権という大きな舞台で表彰台を手にしたのは、
羽生さんのなかに芽生えた
"自分の活躍で、仙台のみんなを元気にしたい"
という熱い想いがあったからかもしれません。
ドイツの有名な詩人、
シラーの『成功の知恵』という本のなかに
"人は大きな目的をもってこそ、おのずから大きくなれる"
という言葉があります。
今回の、ショートプログラム7位から
総合3位への逆転劇は、
"仙台の人を勇気づけるために、表彰台にたつ"
という羽生さんの強い想いから生まれたのではないでしょうか。
いま、このコラムをお読みいただいている読者の皆さんは、
"何のために"トップセールスを目指されているでしょうか。
シラーの言葉を借りるとしたら、
そこにどれだけ大きな目的をもっているかで
成長の幅が変わってくるのかもしれません。
"何のためにトップセールスになるのか"
この問いを、いま一度
ご自身に問いかけてみてはいかがでしょうか?
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