鉄拳さんは、独特な特殊メイクで、
ブラックユーモア溢れるフリップ芸を披露し、
お笑い芸人としてブレイク。
しかし「一発芸人」と言われ、
次第に仕事が減っていったところに
パラパラ漫画で再ブレイクを果たしました。
代表作「振り子」は「涙が止まらない」と世界中で大反響を呼び、
この春からはNHKの朝のテレビ小説にも
鉄拳さんのパラパラ漫画が採用されています。
今回はそんなお笑い芸人・鉄拳さんから
営業マンに通じるセールスマインドを学んでいきたいと思います。
鉄拳さんは、高校1年生で
「ちばてつや賞」を受賞。
漫画家を志しますが、その後、思うような作品が描けず、
漫画家の道を断念…。
それならば憧れていたプロレスラーになろうと
23歳の時、プロレス団体に入団しますが、
体が大きくないためレフェリーにしかなれないと悟り、これも断念…。
そして25歳でお笑い芸人に転身、
「こんな○○はいやだ」というフリップ芸でブレイクし、
出版した本もヒットしましたが、
やがて仕事の依頼は下降線をたどるように…。
パラパラ漫画でブレイクする直前には、
引退して故郷に帰ることも覚悟していたそうです。
再ブレイクのきっかけとなったパラパラ漫画「振り子」は
ある夫婦の人生を描いた感動作。
もともとはバラエティ番組のオファーにより制作したものでしたが、
You Tubeの再生回数が300万回を超え、
鉄拳さんはパラパラ漫画家として、
一度は諦めた夢を実現したのです。
■『振り子』動画はコチラ
→http://www.youtube.com/watch?v=O26qmkHYrZs
「振り子」の中で話題となったのは、
苦労をかけた妻が老いゆく中で、
夫が、時計の振り子を止めようとする場面。
「愛する人を死なせたくない」という想いは
多くのドラマや映画で描かれてきましたが、
それを号泣しながら力ずくで振り子を抑える夫の姿に託した
鉄拳さんの表現力は卓越しています。
そんな鉄拳さんが、少年時代から一貫して続けてきたのは、
「“視点”を変える」こと。
その積み重ねがフリップ芸で磨かれ、
パラパラ漫画で開花したのかもしれない、と語っています。
鉄拳さんは、ものの見せ方を考える時に、
自分自身の「“視点”を変える」のだと言います。
角度を変えたり、正面から見たり、横から見たり。
アップで見たり、遠ざけたり、距離感にもこだわります。
鉄拳さんのパラパラ漫画の魅力は、
“視点を変える”という、
「見せ方」へのこだわりから生み出されたものなのかもしれません。
どれだけ想いが込められたメッセージであっても、
「伝え方」によっては思うように伝わらないことがあります。
今回ご紹介した鉄拳さんは
“視点を変える”ということで、
「見せ方」にこだわりました。
私たち営業マンも、
想いが伝わらないと感じる時、
その「伝え方」にこだわることが重要になるのかもしれません。
その際には、
鉄拳さんのように“視点を変える”ことを
意識してみるのもよいのではないでしょうか
いつもの“自分視点”ではなく、
“顧客視点”に立って見ることが、
問題解決につながることもあるかもしれません。
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