来年3月の終了が、急遽発表された
お昼の国民的番組「笑っていいとも」。
その顔として、
30年以上司会を務めてきたタモリさんは、
ビートたけしさん、明石家さんまさんとともに
お笑いBIG3と言われる、
日本を代表するエンターテイナーです。
「ボキャブラ天国」、「音楽は世界だ」、「トリビアの泉」など、
新しいアイディアを広める番組に次々に出演し、
「笑っていいとも」以外にも、
「タモリ倶楽部」、「世にも奇妙な物語」、
「ミュージックステーション」と
3つの長寿番組に携わっています。
今回はタレントのタモリさんから
営業マンに通じるセールスマインドを学んでいきたいと思います。
「笑っていいとも」は視聴率統計開始以来、
24年連続でお昼の視聴率首位の座を守ってきました。
ところが、放送開始当初は
これほどの人気番組になるとは
誰も予想していなかったのです。
その理由のひとつが
タモリさんの司会起用でした。
当時のタモリさんは過激な芸風で知られ、
深夜番組のタレントというイメージが強く、
主婦層の人気を取り込めないのでは…、という
声があったのです。
ところが放送開始後すぐに
「笑っていいとも」は人気沸騰。
合言葉の「いいとも!」は
その年の流行語になり、
タモリさんは翌年の
「紅白」総合司会に大抜擢されました。
そんな成功の秘密は
やはりタモリさんのキャラクターにあります。
「笑っていいとも」は、
今までにない斬新なスタイルで、
視聴者とテレビ番組の距離をぐっと近づけた画期的な番組。
現在では珍しくなくなった
一般人のテレビ出演なども
この番組が先駆けでした。
そんな型にはまらない番組が成功したのは、
タモリさんの自然体でハプニングを楽しむ司会が
あったからこそ。
そして長くこの番組の顔を続けたタモリさんは
今でも常に、好感度タレントの上位に
ランクインするようになったのです。
「笑っていいとも」をこれだけ長く続けられた
理由として挙げられるのは、
やはりタモリさんの話術です。
特に「テレフォンショッキング」では
毎日違う芸能人と1対1で会話を繰り広げてきました。
中には無口なゲストもいますが、
誰がゲストでも必ず面白い会話をつくりだせるのです。
それはまさに、
“相手に話させる”話術。
タモリさんは、誰がゲストであっても同じ態度で、
テレビカメラがあることを意識させないような、
リラックスした雰囲気を作ります。
また、相手の外見の変化や
相手の経験に合わせて、
相手が話しやすいありふれた話題を提供します。
特に独特なのは、
場合によっては自分が先に話してしまうこと。
それもほとんどが何気ない世間話ですから、
ハードルが下がったゲストは話しやすくなります。
それによって
タモリさんは“相手に話をしてもらえる”ことができ、
視聴者は普段に近いタレントの様子を楽しむことができたのです。
ビジネスにおいて
“相手に話してもらう”というのは
よく言われることですが、
やろうと思ってもなかなかできることではありません。
しかし、
“相手に話してもらう”ために必要なのは
特別なことではありません。
リラックスした状態をつくりだし、
自然体で時には自分から話してみる。
そんな積み重ねをする中で
“相手に話してもらえる”スタイルが
できあがるのかもしれません。
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