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4. アポ取り　その5

紹介者の力を借りて仕切り直しをしましょう。

今回の質問者の方のように、お客様からご紹介をいただいたけれども連絡がなかなかつかず そのままに なってしまったという経験をされた方も少なくないでしょう。

このような場合は、いきなり電話をしてこんなトークを使うというのではなく、
まずはご紹介してくださったお客様に対して正直に現状報告をするのがよいでしょう。
「連絡がなかなかつながらず、いまだにお話ができておりません」
とお伝えしたうえで、改めてご協力を貸していただけるよう依頼しましょう。
具体的には、自分から連絡をする前に紹介者の方から再度ご連絡を入れていただき、その後に 「何度かご連絡をしたがうまくタイミングが合わなかったので、是非改めてこの機会にお会いして お話させてください」 とお話ししてみて下さい。

紹介者の力を改めてお借りして仕切り直し、アポイントメントを取る。
それが一番の近道ではないかと思います。

さて、ここまでお客様とのアポの「取り方」をお伝えしましたが、最後に、あるべき「心構え」について お伝えしておきたいと思います。

今回お客様と面会したいと思ったのは、「今月の目標達成が厳しいから」というのがきっかけでしたが、 それだけではいたって自分本位な動機です。 その気持ちのままではお客様に失礼ですし、その気持ちでプレゼンテーションしても当然成果にもつながらないでしょう。

『限られた時間の中でお会いできる人は限られている。
だからこそ、大切なお客様のご紹介者様に 情報をお伝えし、お役に立ちたい』

その想いこそがトップセールスパーソンだと思います。
本当に一人でも多くの人にお伝えし、お役に立ちたい。
そのような心の姿勢から紹介者の方に依頼し、そして、面会してください。
期待しています。