

1984年アリコジャパン入社、営業経験ゼロの状態で生命保険営業活動をスタートさせる。 その後、その熱心な姿勢が評判を呼び、1986年以来、連続22回MVP大会連続入賞、件数部門で連続10回NO.1受賞、MDRT(世界百万ドル円卓会議)22回入賞、(終身会員)、COT・TOT入賞、1996年より3回にわたり会長諮問委員会入賞、及びアリコ世界大会で世界NO.1プロデューサーとして日本人で初めて表彰を受ける。2000年にはMDRTアリコ会会長に就任し、2005年にはMDRT日本会会長に就任することとなる。2001年3月に設立した有限会社オフィス長谷裕代では現在は代理店として営業活動を行っている。

その後、税理士の方と勉強会を多く開催することによって、ご縁を拡大し、バブル景気も重なって、多くの売上をあげることができるようになりました。税理士先生が協力者となってくださり、ご紹介の連鎖が起きていたのです。当時はこの紹介がずっと続くと思っていたのですね。
しかし、バブルが崩壊したとき、このご紹介がピタリとなくなりました。法人の申込みに頼っていた私は、危機感を覚えたのです。
営業の世界には、「種まき収穫の法則」というものがあります。「種をまいて、育ててはじめて、収穫ができる」つまり、お客様に貢献し、こちらから与えることによって与えられるというのが営業のセオリーなのです。そのころの私は刈り取りばかりをしていて、種をまくことを怠っていました。そうすると、協力者だった税理士先生が次々と代理店になり、25名ほど私の元から離れていってしまったのです。もはや、3ケ月後、6ケ月後の数字がまったく見えない状態に陥っていました。トップセールスを走ってきたプライドもあったので、もう仕事を辞めようかと思ったほど辛かったですね。
でも、なんとかこの状態を抜け出したいと思い、営業を始めたばかりのときの初心に戻って勉強を再開することにしたのです。過去の勉強会の資料などを見返していると、自分が実生活でできていないことが山ほどあることに気がつきました。「私はただ、理論を知っているだけで何も実践できていなかったんだ・・・」
と心から反省したのです。
そこから、営業・マインド・お金の知識などの勉強を再開しました。
ちょうどそのとき、以前学んだ「誠意の方程式」を思い出し、営業現場で意識するようにしてみました。
誠意の方程式は、(自分のため)x(相手を思う心)=(成果)で表されます。
たとえば、自分が5、お客様が5であれば、5x5で25の数値がでます。しかし、自分ばかりに焦点があたって、自分が9、お客様が1であれば、9x1で9にしかならないのです。いつも面会の後に、この数値を紙に書き出して振り返りを行い、5x5の最大数値を出せるように心がけました。