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ビューティフル・エイジング・コラム ビューティフルエイジングとは加齢に無理に逆らうのではなく、その人らしさを活かしながら美しく年齢を重ねること 医療法人社団友志会 恵比寿メディカルビュークリニック

Vol.5 ストレスに負けないお肌づくり

肌とストレスの関係

春は、入学・入社など新しい生活が始まる一方で、環境の変化によるストレスを感じやすくなる時期だと言われています。
そんな風にストレスを感じた結果、肌が荒れてしまった、という経験は誰もがしたことがあるのではないでしょうか?

肌荒れストレスフルで忙しく、肌もボロボロの状態では、周りに「疲れているんだな」という印象を与えてしまい、自分の気持ちも塞ぎこんでしまうもの。肌荒れを起こさず、春という清々しい季節を気持よく過ごすためにも、まずはなぜストレスが肌荒れを引き起こすのかをしっかりと理解し、効果的な対策をとりましょう。

ストレスは肌の免疫細胞を減少させる

肌の表皮は、何層もの層で成り立っています。表面が、角層と呼ばれ、その次が顆粒層、有棘(ゆうきょく)層、基底層と続きます。この有棘層にはランゲルハンス細胞という、外から入ってくる刺激を感知し、免疫活性を促して細菌などから肌を守ってくれる細胞が存在します。

肌の免疫力しかし、ストレスを感じると、このランゲルハンス細胞が減少するため、肌の免疫力が下がり、肌荒れを起こしやすくなってしまうのです。ストレスによる肌荒れを防ぐためには、ストレスを感じないことが一番ではあるのですが、「ストレスを感じるな」と言われても難しいものがあります。ストレスに負けないお肌づくりのためには、下がってしまった肌の免疫力を補ってあげることが重要なのです。

免疫力増強で肌を守る

日常生活の中で免疫力を高める方法としては、ビタミンA・B・Cなどを食事で摂取し、充分な休息を取ることがあげられますが、それでも補いきれないものは、直接血液に栄養を届ける注射や点滴を行うことが、その効率の良さから注目されています。また、免疫力増強による肌荒れ防止を後押しする肌のバリア機能を高めるには、保湿も非常に重要です。女性男性問わず、日々の肌の保湿を行うこと、またイオン導入やエレクトロポレーションといった施術を用いて、ビタミンCを直接お肌に浸透させることが効果的です。

充分な休息ストレスは日常的に感じてしまうものです。しかし、ストレスを感じたとしても、免疫力を高めておけば、自分の肌を健康に守ることができます。ストレスを感じない生活を意識しつつも、ストレスに負けないお肌づくりを行うことも心がけてみてください。

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